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みんなの食卓2021

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国籍、人種、性自認、趣味嗜好の多様性が表面化し、それぞれが尊重される現代の日本。「みんなの食卓でありたい」を企業メッセージに掲げる松屋の取材班が、各地の「食卓」にお邪魔し、人生を… もっと読む
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#食卓

「変化することは怖くない」子ども食堂、間借りベジカレー店、二拠点生活……。池田園子さんがボーダーレスな挑戦を続ける理由

大人になると、変化を恐れてしまうことがある。それまで努力して積み上げてきた環境が壊れてしまうかも……と考えると、どうしても足がすくんでしまう。もちろん、それは決して悪いことではない。ただし、変化していくなかで得られるものがあるのもたしか。
今回取材した池田園子さんの日常には、この1年でさまざまな変化があった。子ども食堂や間借りカレー店のオープンに奮闘し、東京と大阪を行き来する二拠点生活もスタート。

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貧困当事者だって提供者に。「フードセーフティネットを作りたい」日本初のフードバンクが目指す、豊かな社会の在り方

「飽食の国」とも呼ばれる日本で、食べ物に困っている状態、いわゆる“飢餓状態”に陥る人の割合は決して少なくないという。特にこのコロナ禍において困窮し、「明日、食べるものがない」と途方に暮れる人が増えてしまったのは想像に難くないだろう。
そんな人たちに対する「食の支援」をはじめとし、食にまつわるさまざまな問題解決に奮闘しているNPO法人がある。その名も「セカンドハーベスト・ジャパン」。
彼らは活動に賛

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刺激を求めたのも今や昔。「いまは日常が大好き」ささいな幸せを愛おしむ剱樹人さん夫妻、その土台は家族3人の食卓に

今回取材をしたのは、ベーシスト・漫画家として活動する剱樹人さんのご家族。妻でコラムニスト・コメンテーターの犬山紙子さんと、4歳の娘さんと3人で暮らしていらっしゃいます。
剱さんは、犬山さんとともに暮らすようになった当初からずっと、主な家事を担っているそう。現在、日本の共働き家庭では、夫の家事・育児時間は妻の1割程度だとされています(*)から、それが逆転している剱さん夫婦は、少しめずらしい家族の形だ

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ワンオペ育児を変えた「家族をひらく」暮らし方。徳瑠里香さんが楽しむ、多彩な食卓

「ワンオペ育児」。何らかの理由によりひとりで仕事、家事、育児のすべてをこなさなければならない状態を指す言葉です。インターネットを中心に、当事者たちがその大変さを伝える際に使われるようになり、2017年にはユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされるなど、広く浸透しています。さらに現在、働く母親の6割以上が「自分はワンオペ育児状態」だと感じている(*)といいます。
今回取材した徳瑠里香さんも、そん

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ミシュランガイド東京で一つ星を獲得したシェフが、松屋のとりこになったわけ ——sio・鳥羽周作が受け継いだ「食卓」へのこだわり

なにもかもが「ふつうじゃない」と話題の、代々木上原に佇むフレンチレストラン、sio(シオ)。2018年の開業以来、その計算しつくされたコース展開から什器、おしぼり、音楽まで、徹底した美学に惚れ込むファンが続出。開業翌年の2019年には、ミシュランの一つ星を獲得しました。

オーナーシェフである鳥羽周作さんは、「サッカー選手、小学校の教員を経て32歳で飲食業界に転身」「料理歴8年で予約の取れないレス

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母子家庭の子たちを笑顔に、お腹いっぱいにしたい。「子ども食堂」を切り盛りする石黒友子さんが考える、食卓の役割

さまざまな事情により、ご飯を充分に食べることができない子どもたちがいる。そんな子どもたちを少しでもサポートしたいという想いから、全国各地に生まれたのが「子ども食堂」と呼ばれるコミュニティだ。そこでは無料、あるいは低価格で食事が提供され、子どもたちが安心して過ごせる時間が流れている。
オフィス街として知られる東京・神保町にも、実は「子ども食堂」がある。それを運営する石黒友子さんは母子家庭で育ち、シン

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「ご飯がおいしいってことを忘れてた」丸山桂里奈さん・本並健治さんがたどったアスリートの「食」事情

今回登場いただくのは、元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんと、Jリーグ草創期から活躍した元日本代表選手の本並健治さん夫妻。19歳差という“年の差婚”でも話題を呼んだ元サッカー選手同士の結婚はこの9月で1周年を迎えました。
元アスリート同士のおふたりなので、「今でもストイックな食事管理」「プロテインやサプリにもこだわりあり」といった食生活を想像していましたが、現在の食卓はそうではないようで……。選手時

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耳が聴こえなくても「賑やか」。手話と発話の飛び交う、さや佳さんの食卓。

障害のある人と、対等に接するとはどういうことなのか。多様性ある社会の実現が掲げられるいま、それは決して無視できない問いかけだ。けれど、明確に答えられる人がどれだけいるだろう。過剰にやさしくする、あるいは当たり障りないように関わる。どちらも違うような気がする。
今回お会いした安達さや佳さんは、耳の聴こえない女性。補聴器をつけてはいるが、外すとほとんど音が聴こえないという。一方、彼女のパートナーである

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「自由にトライできる」から楽しい。俳優・伊万里有さんの壮快な食卓

2015年に誕生したゲーム『刀剣乱舞』。登場以来、様々なメディアに展開され、社会現象ともいえるおおきなブームを巻き起こしています。そうしてつくられたコンテンツのひとつである『ミュージカル刀剣乱舞』に初期から出演し、2018年のNHK紅白歌合戦にも出場したのが、俳優の伊万里有さんです。
伊万里さんは、2.5次元舞台を中心に俳優として活動しながら、アーティストやタレントとしても活躍中。そして、ご自身の

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102名の“拡張家族”が住む! 価値観やバックボーンの異なる人たちが“交差”する、新しい食卓

「一家団欒」という言葉がある。でも、この「一家」とはなんだろう?
 ここで言う「一家」とは「家族」のことを指す。つまり血縁や法律で結ばれている人たちのことだ。いま、この概念が少しずつ変化してきている。
 それを体現するのが、共同コミュニティ「Cift」に住む人たちだ。渋谷、京都に拠点があり、総勢102名のメンバーがいる。彼らには血のつながりも法的な結びつきもない。けれど彼らは、「拡張家族」として暮

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「食卓に“血”は関係ない」ステップファミリー・川崎貴子さんのオリジナルな家族像

経営者・川崎貴子さんの家は再婚により血縁のない親子・姉妹関係がある家族、いわゆる「ステップファミリー」です。離婚後、貴子さんは長女が1歳の時に8歳下の正博さんと出会い、再婚。後に2人の間に次女が誕生し、現在は4人家族で暮らしています。
川崎さん夫妻は「男は仕事/女は家庭」といった性別役割分業に縛られることなく、家事・育児の分担も流動的に決めているそう。
これまでの慣例にとらわれない、オリジナルな家

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“愛犬と囲む食卓”で感じる幸せ。ペットカフェオーナーが語る「犬を飼うこと」

現在、日本の約12%の世帯が愛犬と共に暮らしています。さらに、犬に限らず「ペットを飼う家庭」は全世帯の約36%にのぼるそう(一般社団法人ペットフード協会調べ)。動物たちは多くの人にとって、とても身近な存在であるといえるでしょう。
多様な現代日本の「みんなの食卓」を学んでいる私たち。「愛犬たちと囲む食卓」もぜひ取材したい! と今回うかがったのは、4匹のワンちゃんと共に暮らす濱村健治さん・紘子さんご夫

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「いつでも自分のために料理する」。料理家・今井真実さんがたどりついた“家族の食卓”の考え方

料理のプロが作る「普段の料理」ってどんなご飯だろう? 
料理家の今井真実さんの自宅兼料理教室へうかがう前に浮かんだのは、そんな疑問でした。
今井さんのnoteには日々の食卓やオリジナルレシピが多数アップされていて、“料理したい欲”をむくむくと湧き上がらせてくれます。彼女のプロフィール欄に「お味噌、梅、塊肉はライフワーク」とあるように、心底手仕事が好きな方ゆえの熱が、自然と読んでいる私たちに伝わって

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料理は実験、アレンジするのが楽しい。パートナーの価値観をも変えた、野菜好きパティシエの食卓

忙しい日々のなかで「献立」を考えるのは、決して簡単なことではないはず。新しいレシピにチャレンジして失敗するくらいならば、作り慣れているもので済ませてしまおう。手間や苦労を考えると、どうしてもそうなりがちです。
でも、料理をもっと楽しむことができたら、テーブルの雰囲気はすこしずつ変化し、毎日の食卓が新鮮なものになるかもしれません。
今回お会いした大坪風花さんは、ダンデライオン・チョコレートのペストリ

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